マンション外壁色のおしゃれな選び方|流行を追わずに価値が上がる!マンション外壁塗装の落ち着き色TOP10
マンションの外壁塗装を検討中なら「どのような色が人気?」「おしゃれに見せたい」「資産価値も上げたい」と迷われている方も多いでしょう。トレンドではなく、数年経過しても愛されるような外観にしたい方もいるはずです。そのためには、慎重な色選びが重要です。
外壁塗装の色選びと言っても、簡単ではありません。色の選択肢は多種多様です。その中でも人気色は確かに存在しています。人気色から選ぶとしても色選びのポイントや、色違いのメリットとデメリットなどは知っておきたいところです。
「失敗しない色選びの考え方」や「住まいの印象をワンランク上げる配色選びのポイント」などを知れば、入居者に選ばれる物件にできます。そこで今回のお役立ちコラムでは、マンション外壁の人気色について落ち着いた色を中心にくわしくお話しします。
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価値が上がるマンション外壁色は「落ち着き」がカギ
入居希望者がマンションを選ぶ際、多くの場合、派手さよりも落ち着いた印象が選ばれやすいのです。奇抜なデザインは見る方に強い印象を与えます。ただ、最初は良くても長期的に住み続けると考えた場合、敬遠される場合も多々あるのです。
落ち着いた色はある意味無難で、地味に映るかもしれません。ただ、落ち着きは信頼感や清潔感というメリットも大きいと言えるのです。多くの方が受け入れるのは、派手なもの、奇抜なものより、落ち着いた色なのです。
資産価値向上においても「色の印象」が影響
外壁色の選択は、マンションの価値にも影響します。マンションの購入を検討している方や入居希望者は、外観の第一印象を重視するのです。普段からカラフルでポップなファッションを好む方もいるでしょう。そのような方なら派手だったり奇抜だったりする外観のマンションを選ぶかもしれません。
ただ、あくまで限られた人であり、ファミリー層や高齢夫婦など落ち着いた層の入居希望者は、落ち着いた色を選ぶものです。入居希望者や購入希望者が多数いる物件は、資産価値という面でも高い評価を得やすいと言えます。
なぜ落ち着いた色が人気?その3つの理由
なぜ落ち着いた色が人気なのでしょうか?人の感覚や色への好み以外にも、3つの理由があるのです。
周囲の建物や自然との調和が取りやすい
マンションの周囲には他の建物もあるため、景観との調和にも配慮しなければなりません。都市部だけではなく郊外でも同様です。外壁が落ち着いた色の場合、周囲の景観と調和しやすいのがメリットでしょう。エリア全体の統一感がないと近隣住民から「景観を損なう」と、クレームを付けられる可能性もあります。落ち着いた色なら景観を損なうリスクは低くなるのです。
汚れが目立ちにくい
落ち着いた色と言えば、グレーやベージュなどの中間色が挙げられます。中間色のメリットは、排気ガスや土ぼこりのような汚れが目立ちにくくなるのです。とくに幹線道路沿いのように、交通量の多い場所では、排気ガスの汚れが外壁に付着します。
汚れは雨水で流れ落ちるのですが、外壁塗装が劣化すると洗い流せないものも出てくるのです。そのような汚れは黒い筋となる雨だれ汚れになります。雨だれはホースを使って水で流す程度だと落ちない頑固な汚れになるのです。派手な色だと多種多様な汚れが目立ってしまいます。落ち着いた色なら汚れを落とすための、メンテナンスの手間を大幅に減らせるのです。
入居者の世代やライフスタイルにマッチ
入居者はどのようなマンションに入居したいのか考えてみてください。ファミリー層やシニア層は落ち着いた住まいを選びます。安心感や落ち着きや清潔感があるからです。
多くの入居者の世代やライフスタイルにマッチするのは、デザインだけで見ると落ち着いた色のマンションと言えます。
落ち着き色を中心としたTOP10
ここからは人気の落ち着き色を中心にTOP10をご紹介します。具体的にどのような色が好みかわかると、マンション探しの参考にもなるのです。
ベージュ
ベージュ系は外壁塗装でよく選ばれる色です。優しさや暖かさの他、調和をイメージできるカラーと言えます。町並みになじむだけではなく、汚れに強いのが大きなメリットです。
実際に選ばれた方は「町並みとよく合う」「失敗しにくい」という点を理由としています。ただし、個性は控えめと言えるでしょう。
グレー
グレーはモダンで落ち着きや上品さを漂わせます。洗練された雰囲気を演出できるのです。万能感があり、シンプルでスタイリッシュな感じも採用される理由と言えます。
トレンド感もあるだけではなく、汚れも目立ちにくいのはメリットです。ただし、色あせをすると目立つというデメリットもあります。
ブラウン
自然や安定や重厚感が特徴です。木目やタイルとの良好な相性がメリットでしょう。全体的に落ち着きがあるだけではなく、ぬくもりがあります。ナチュラルテイストのカラーリングを検討している方にぴったりです。和洋建築どのような建物でも、相性がいい点もメリットと言えます。ただし、重たく見えてしまうときがあるのはデメリットです。
ホワイト
ホワイト系は清潔感や明るさや高級感を演出できます。ホワイト系は明るさを感じさせられるのがメリットでしょう。また、ホワイト系の大きなメリットは調和です。どのような色とも合わせられます。
ただし、汚れが付着すると目立ちやすいデメリットもあるのです。
ネイビー
個性的ですし明るさを感じさせる色です。深みのあるブルーはどこか高級感もあります。おしゃれさや爽やかさはネイビー系のメリットです。ツートンカラーでも採用されやすい色と言えるでしょう。
ただし、外壁塗装が劣化して色あせが出ると目立ちます。
黒
黒系も採用されることの多い外壁色です。洗練された高級感やデザイン性を演出できます。重厚感もありますし、個性という点もメリットです。シンプルですから、トレンドに左右されにくいのもポイントでしょう。他の色とも合わせやすい色です。
基本的に汚れは目立ちにくいのですが、白い汚れや傷は目立ちます。花粉や黄砂も目立ちやすいでしょう。また、黒は太陽光を吸収しやすいというデメリットがあります。夏場は室内の温度上昇にくれぐれも注意が必要です。
グリーン系
自然との調和や落ち着きを感じさせる色です。安らぎを感じられる色と言えるでしょう。グリーン系を採用している建物は少ないかもしれませんが、逆に個性を演出できます。とくに深みのあるグリーン系は悪目立ちしません。
コケや藻やカビなどの汚れも目立ちにくい傾向です。ただ、グリーン系は少しの色味でも印象が変わります。色あせの影響も強いと言えるでしょう。周りに明るい色や暖色系が多いと、浮いてしまうのがデメリットです。
イエロー系
イエロー系は落ち着きよりも明るさを感じさせます。南欧風やプロバンス風の他、ナチュラルテイストの建物との相性が良好です。落ち着きのあるクリームイエローやアイボリーのような色もあります。
淡く白に近い黄色で、柔らかみや温かみもあるのが特徴です。白よりも汚れは目立ちません。ただし、淡いイエロー系は、排気ガスやカビのような黒っぽい汚れだと目立ちます。鮮やかなイエロー系の場合、周囲との調和という点では合わせにくいのがデメリットです。
オレンジ系
オレンジ系と聞けば、フルーツの明るいカラーリングをイメージするかもしれません。中にはオレンジかかった茶色に近いテラコッタという色もあります。素朴で温かみのある印象です。ブラウン系やレンガ調、石材と組み合わせるのが適しています。
土や砂ぼこりのような汚れも目立ちにくく、景観になじみやすいのがメリットです。ただし、淡いオレンジ系は排気ガスのような黒い汚れやコケや藻やカビが目立ちやすくなります。
レッド
レッドは個性的で明るいものほど、強い存在感を放ちます。暖色系ですから、情熱を感じさせるかもしれません。落ち着いたレッド系ではレンガ色やワインレッドなどもあります。
レンガ色はレッド系でも、焼き物や土を感じさせて重厚感がある色味です。ワインレッドは上品で落ち着き、高級感やモダンさを感じさせます。
ただし、色あせが目立つ色とも言えるでしょう。排気ガスやコケのような汚れも目立ちやすいです。
強い色味のため、住宅密集地で明るいレッドだと浮くリスクがあります。
最終判断はシミュレーションで!納得の色選び
カラーシミュレーションツールなら、大型モニターで視覚的に色を確認できます。実際のマンションの写真で、色の組み合わせやトーンの違いを確認できるのです。専門家からアドバイスを受けながら、色味を確認できるのもメリットでしょう。
マンション外壁色の選び方と人気の落ち着き色TOP10|株式会社エースにご相談ください
マンションの外壁色は、数年経っても愛される「落ち着き」を重視した選び方が資産価値向上に繋がります。派手さを避け、周囲の建物や自然との調和を図りつつ、汚れが目立ちにくいグレーやベージュ、ブラウンなどの中間色が特に人気です。こうした色は幅広い入居者層に好まれ、清潔感や安心感を与えるため、長期的に選ばれ続ける理由があります。
加えて、ネイビーや黒、グリーン、イエロー、オレンジ、レッドなど個性的な色もありますが、環境や周辺の景観とのバランスを考慮することが重要です。
株式会社エースでは、豊富な実績と専門知識をもとに、マンションの立地や周辺環境、ターゲット層に合わせた最適な外壁色のご提案をいたします。カラーシミュレーションを用いた具体的なイメージ確認も可能です。
色選びで迷われている方は、お問い合わせフォームやメール、電話でのご相談、またショールームでの対面相談もぜひご利用ください。株式会社エースが納得のいく外壁色選びをしっかりサポートいたします。
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